カンポン・トーンブンヌム

初めは雑念ばかり

初めは雑念ばかりで気づきはほとんどありませんでした。喜びの感情が生じるときもありましたし、自分の体験していることを教科書と比べて考え込んでしまうこともありました。ときには苦しみから逃れようともがいて、さらに苦しむこともありました。これらはす...
プラユキ・ナラテボー

今の幸福の因となった過去の一切は幸福のための因

気づきと洞察が培われてくると、因果の矢の向きが変わる。どういうことかと言えば、心の動きや状態にハマり込まずに客観的対象として心に対応できるようになり、それによって現実次元での事実は動かせなくても、心の次元での編集が可能になってくるわけだ。気...
プラユキ・ナラテボー

やはり型も必要

本当は型にこだわらずに、いつでもどこでもという感じで、瞑想モードを生活のそこかしこに落とし込むことは可能なのですが、やはり私たちはこれまでに何度となく繰り返してきた覚醒なしの言動や生活習慣がしっかりと身についていますから、型を抜きにして、い...
地橋秀雄

起こるべくして起こる一切の現象を静かに受容

私たちはいつも心で現象をつかんでいて、執着したり文句を言ったり、好き嫌いで反応しては苦を発生させてしまいます。全部自分の思い通りに、気に入るようにしたい、という人は必ず他人とトラブルを起こすでしょう。また人生には、どうにもならない、不可抗力...
J.クリシュナムルティ

事実に気づいていればよい

信念は必要ありません。理想が必要でないのと同じように・・・それらはともに"あるがまま"の事実があきらかにされるのに必要なエネルギーをそらしてしまいます。信念は、理想と同じように事実から逃避することです。そのような逃避のなかで哀しみがなくなる...
箕輪顕量

心の働きがあるのだな、ということ

呼吸の観察であれば、息に注意を振り向けます。息が入ってくるときには、何か風のような感覚があって、それに対して「入っている」という心の働きが存在しているのだな、ということがわかります。同じように、息が出ていくときにも、出ていく風のようなものが...
ジャドソン・ブルワー

ただそれと共にあること

私たちが状況(人生)をコントロールしようとするなら、望ましい結果を得るために懸命に何かをする必要がある。これに対し、リラックスして、対象とダンスをするような態度がとれれば、状況の展開に合わせて、ただそれと共にあることができる。そこには努力も...
J.クリシュナムルティ

思考によってつくられていない空間には他者は存在しない

思考がそのまわりにつくりだす空間には愛がありません。そのような空間は人と人をへだてるものになります。その空間のなかでひとは何物かになろうとし、人生の闘いがおこり、苦しみや恐れがうまれます。瞑想とは、このような空間がなくなることです。"わたし...
カンポン・トーンブンヌム

いのちの時間を無駄に過ごすことにもなり得る

必要である限り、対話もしました。ただし重要と思われないことは話しません。私たちはさまざまな話によって心を乱されることがあるからです。五感の心地よさにも耽らないようにしました。たとえば、姿形や音、におい、味、皮膚感覚、考えごとなどです。という...
OSHO

束縛などなかった

真に解放されるとき-------すべての正当さから、すべての誤りから解放され、すべての良きこと、すべての悪しきことから解放されるそのとき、あなたは束縛から解放されるだけでなく、解放それ自体から解放される。そのとき突然、あなたは笑い出す。何と...