自我(エゴ)とは

OSHO

彼には選択はない。好きも嫌いもない。

好きも、嫌いも自我(エゴ)故にある。そしてエゴはひどく苦しむ。エゴがなければ、それは好き嫌いの問題ではない。人は、この世をそよ風のように動く。北へ行こうなどとは思わない、どんな好きも嫌いもない、どこであれ、自然が連れて行く所へ行く。手離しだ...
OSHO

エゴは常に満たされることはない

全世界を手に入れても、乞食の方が自分より背が高いかも知れない。それだけで、全世界は失われ、自分はつまらない人間になる。皇帝になっても、乞食の方が、自分より歌がうまいかも知れない。人は何もかも全部所有するわけにはいかない。自分が何を持っていて...
OSHO

あなたが好きなのは受け身のスクリーン

もしある人が、あなたにあなたの自我(エゴ)を強化することを許してくれたら、その人が好きになるのだ。その人がスクリーンになって、自分が夢を見るのを助けてくれれば、あなたは、その人が好きになる。自分の見ている夢と合えば、その人が好きになるのだ。...
OSHO

束縛などなかった

真に解放されるとき-------すべての正当さから、すべての誤りから解放され、すべての良きこと、すべての悪しきことから解放されるそのとき、あなたは束縛から解放されるだけでなく、解放それ自体から解放される。そのとき突然、あなたは笑い出す。何と...
藤田一照

自然のままにしていたら、結局「そうじゃない」ということを言い続けている

自我意識というのは「ありのままなんて、私は許せない」というメンタリティですから、ありのままに対して必ず注文や文句、不平不満をぶつけて、それに介入し、干渉して、いじり、変えようとします。そうしないではいられないものが自我意識には付きまとってい...
OSHO

自我(エゴ)は決して自分に寛げない

人は、自分の自我(エゴ)に応じて、好きだったり、嫌いだったりする。エゴがなければ、どこに、好きだの嫌いだのがあるだろう。そんなものはただ消えてしまう。自分自身に寛(くつろ)いでいれば、好きだの嫌いだの、常に選択肢を創り出す分割思考(マインド...