瞑想の方法

プラユキ・ナラテボー

やはり型も必要

本当は型にこだわらずに、いつでもどこでもという感じで、瞑想モードを生活のそこかしこに落とし込むことは可能なのですが、やはり私たちはこれまでに何度となく繰り返してきた覚醒なしの言動や生活習慣がしっかりと身についていますから、型を抜きにして、い...
OSHO

主体と客体を見ている観照者

瞑想の本質的な核心、その真髄は、いかに観照するかを学ぶことにある。カラスが鳴く・・・あなたは聴いている。ここに二つのもの、主体と客体がある。だが、そこに両者を見ている観照者が見えないだろうか。カラス、聴く者、なおかつその両者を見守る誰かがい...
藤田一照

現在に何も足そうともせず引こうともしないこと

結果を得ようとする瞑想や苦行から、ありのままを受け入れる樹下の打坐へのシフトを、今ここの自分の身心で行うのが坐禅です。道元はそのことを「坐禅は習禅には非(あら)ず。唯(ただ)是(こ)れ安楽の法門なり」(『道元禅師語録』大久保道舟訳註 岩波文...
カンポン・トーンブンヌム

思考は本当の自分自身ではない

体への気づきの訓練を始めるとまもなく、突然思考はぱっと現れてくることでしょう。自分が意図しなくても思考は起こります。その思考に気づいたとき、それに関心を払わず、気にかけず、ただその思考を手放し、体の動きに戻るならば思考は自然と消え去っていき...