地橋秀雄 事実に気づいていくと心から妄想が除外される 苦しみをなくす瞑想の一番のポイントは、「事実に気づくこと」なのです。では、なぜそれで苦しみがなくなるのでしょうか。それは、一瞬一瞬「事実に気づいていく」と、心から妄想が除外されるからなのです。仏教では、人生が苦しくなるのは、思い込みや先入観... 2024.12.03 地橋秀雄
地橋秀雄 好き嫌いや快・不快に左右されなくなる あるがままに気づく訓練を続けていくと、たとえ気に入らない不快な環境や人々の中にあっても、心はたいへん静かな状態で、あたかも気に入ったものばかりの中にいるのと同じ状態で生きられるようになっていきます。どんな環境でも満足できるようになるという、... 2024.12.03 地橋秀雄
地橋秀雄 起こるべくして起こる一切の現象を静かに受容 私たちはいつも心で現象をつかんでいて、執着したり文句を言ったり、好き嫌いで反応しては苦を発生させてしまいます。全部自分の思い通りに、気に入るようにしたい、という人は必ず他人とトラブルを起こすでしょう。また人生には、どうにもならない、不可抗力... 2024.12.03 地橋秀雄
地橋秀雄 法としての現象を一瞬一瞬サティの対象として気づいていく 現象の意味づけや価値判断は、人の心がかってにやるものです。「貴賤凡聖一如(きせんぼんせいいちにょ)」と言いますが、よい・悪い、尊い・賤しい、優れている・劣っている、と心の中身しだいでさまざまな意味づけがなされ、喜怒哀楽の世界が現れてきます。... 2024.12.03 地橋秀雄