目覚め

藤田一照

この宇宙でたった一回きり

いま自分の内外で実際に起きていることは、この宇宙でたった一回きりの未知の出来事です。すべての感覚機能を開放して、その無限の豊かさと出会い続けていくのが坐禅修行の内実なのです。(藤田一照「ブッダが教える愉快な生き方」第3章)
その他の著者

ここにはほんとうは誰もいない

正面を向いているとき、身体の部分はほとんど見えません。頭の中にイメージ、自己イメージがあります。そのイメージには身体イメージも含まれていて、それによって自分がどこにいるかをとらえます。もしその頭の中のイメージが消えたら、ここにはほんとうは誰...
OSHO

二度目の幼年時代を達成した人

あなたが子供なら、何もかもとても強烈になる。思い出してごらん。自分が浜辺を走っていたときの、貝殻を集めていたときのことを。あるいは庭で蝶々を追い回していたときのことを。もう一度思い出してごらん。いかに物事が完全に違っていたか、いかに人生がよ...
藤田一照

頭の中に作った物語を繰り返し生きることになってしまいます

一般的に能力といえば、何かを成し遂げるための能動的能力、いわば「ポジティブ・ケイパビリティ」ばかりが評価されます。そういう風潮の中では、「問題」を少しでも早く解決しようと焦ってドゥーイング・モードを起動させることが当たり前になってしまいます...