手放すこと

OSHO

存在に生のすべてをゆだねる

人々は惨めだ何しろ、存在に抵抗する意志をずっと曲げないのだからこの瞬間から抵抗するのはやめることだリラックスして手放してみることだ存在に生のすべてをゆだねるがいいすると生は全面的に違った趣を持ち始め至福が呼吸のように自然にあるだろうすべては...
アルボムッレ・スマナサーラ

人生は紙コップや割り箸のようなもの

人は生きているといろいろなものを背負い込みます。年齢を重ねるほど、背負う荷物は増えていきます。荷物が重くなってくると、自由に動けないし、心も柔らかさを失っていきます。しかしながら、人生は本来私たちが思っているほど大そうなものでも尊いものでも...
ジャドソン・ブルワー

ただそれと共にあること

私たちが状況(人生)をコントロールしようとするなら、望ましい結果を得るために懸命に何かをする必要がある。これに対し、リラックスして、対象とダンスをするような態度がとれれば、状況の展開に合わせて、ただそれと共にあることができる。そこには努力も...
藤田一照

現在に何も足そうともせず引こうともしないこと

結果を得ようとする瞑想や苦行から、ありのままを受け入れる樹下の打坐へのシフトを、今ここの自分の身心で行うのが坐禅です。道元はそのことを「坐禅は習禅には非(あら)ず。唯(ただ)是(こ)れ安楽の法門なり」(『道元禅師語録』大久保道舟訳註 岩波文...
OSHO

彼には選択はない。好きも嫌いもない。

好きも、嫌いも自我(エゴ)故にある。そしてエゴはひどく苦しむ。エゴがなければ、それは好き嫌いの問題ではない。人は、この世をそよ風のように動く。北へ行こうなどとは思わない、どんな好きも嫌いもない、どこであれ、自然が連れて行く所へ行く。手離しだ...
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過去を手放す

個人としての物語を事実だと思うことが、しだいになくなっていきました。そのプロセスは1年ほどかかって完了したように思います。過去を手放すというのはじつに気持ちがよくて、すごく素晴らしい軽やかさを感じました。素晴らしいことなんです。人はいつも記...
藤田一照

何かを求めているときには必ず緊張が生まれます

ブッダは法楽(欲望の満足による欲楽ではなく、法=真実が身心に浸透するときの悦び)に浸りながら坐り続けたといいます。樹下に打坐するブッダの顔には微笑みが浮かんでいたはずです。狂おしく求めていたときには得られず、かえって現在のありのままを受け入...