今ここを生きる

藤田一照

この宇宙でたった一回きり

いま自分の内外で実際に起きていることは、この宇宙でたった一回きりの未知の出来事です。すべての感覚機能を開放して、その無限の豊かさと出会い続けていくのが坐禅修行の内実なのです。(藤田一照「ブッダが教える愉快な生き方」第3章)
ジャドソン・ブルワー

ただそれと共にあること

私たちが状況(人生)をコントロールしようとするなら、望ましい結果を得るために懸命に何かをする必要がある。これに対し、リラックスして、対象とダンスをするような態度がとれれば、状況の展開に合わせて、ただそれと共にあることができる。そこには努力も...
その他の著者

過去を手放す

個人としての物語を事実だと思うことが、しだいになくなっていきました。そのプロセスは1年ほどかかって完了したように思います。過去を手放すというのはじつに気持ちがよくて、すごく素晴らしい軽やかさを感じました。素晴らしいことなんです。人はいつも記...
OSHO

自分の生涯が手からすべり落ちていった

あなたはあらゆる準備をするが、完全に忘れている------明日の準備をするとき、そうした準備をしながら、今日という日を犠牲にしていることを。そして明日になると、再び翌日の準備を調え、またしてもその日を犠牲にしてしまう。毎日のように翌日の準備...
OSHO

生きるための唯一の道

今を生きることだけが、生きるための唯一の道だ自分を後に引き戻す過去もなく先に押しやる未来もなく今を生きるとき自分のエネルギー全体が瞬間に凝縮されるとき人生は圧倒的な強さを持つ人生が情熱的な恋愛となる自らのエネルギーで燃え立ち、人は光で満たさ...
OSHO

彼には選択はない。好きも嫌いもない。

好きも、嫌いも自我(エゴ)故にある。そしてエゴはひどく苦しむ。エゴがなければ、それは好き嫌いの問題ではない。人は、この世をそよ風のように動く。北へ行こうなどとは思わない、どんな好きも嫌いもない、どこであれ、自然が連れて行く所へ行く。手離しだ...
藤田一照

頭の中に作った物語を繰り返し生きることになってしまいます

一般的に能力といえば、何かを成し遂げるための能動的能力、いわば「ポジティブ・ケイパビリティ」ばかりが評価されます。そういう風潮の中では、「問題」を少しでも早く解決しようと焦ってドゥーイング・モードを起動させることが当たり前になってしまいます...